アドラー心理学を参考にした心理学のお話 第12回 – てんとうむし通信 – 埼玉県指定 就労移行支援事業所 てんとうむし北本

こんにちは。
埼玉県北本市で障害をお持ちの方の就職・再就職をサポートする事業所
「てんとうむし北本」の桜井です。

最近、本当に暑い日が続きますね。
「暑くて外に出たくない」
なんて思っている方もいるのではないでしょうか?

僕はこの週末、暑いことで有名な熊谷市でラグビーの試合をしてきました。
非常に熱く、厳しい環境での試合で、結果的には負けてしまいましたが、
チームのメンバーと一つの目標に向かって汗を流した時間は
非常に有意義なものでした。

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さて、今回は「所属感」についてお話したいと思います。

「所属感」というのは、自分はある単位の社会(家族、職場など)の中に
居場所があり、自分の役割があるという感覚のことです。
そういう所属感を持っているということは、
人にとって非常に大切なことだと思います。

 以前、アドラー心理学の学者達の間で、
「人間の一番基本的な本能」について討論されたことがあるそうです。
皆さんは「人間の一番基本的な本能」って何だと思いますか?
多くの人が生存の欲求、
生きていく本能が一番根本的な本能だと考える人が多いと思います。

しかし、学者たちの間で出た答えは、
人間の根本的な本能は「所属」ではないか、ということでした。
人は人間関係を形成できず、所属に失敗したときに、
異常な行動に出てしまう傾向があると思います。

本当の「孤独」というのを感じたことがある方は多くないかもしれません。
「孤独」は人の心をむしばみます。
わけもなく、常に不安感に悩まされるのです。

でも、自分の居場所があり、自分の役割があるところではどうでしょうか。
大きな不安を抱えることもなく、精神的に安定した状態でいられると思います。

私たちにとって、「所属」ということは根本的に、本能的に大切なことなのです。
ですから、私たちが安全にこの世界に所属出来ているということは、
私たちの精神的な健康を保つうえで、非常に重要なことなのです。

そのためには、自分を好きになり、相手を信頼し、
社会の中で適切な人間関係を作っていけるよう努めていくことが大切ですね。

次回は「貢献感を持っていること」についてお話します。