アドラー心理学を参考にした心理学のお話 第20回

こんばんは。
埼玉県北本市で障がい者の方の就労を支援する事業所
「てんとうむし北本」の桜井です。

このタイトルでブログを書くのも今回で20回目になりました。
読んでくださっている皆さんありがとうございます。

さて、今回からは「性格」または「パーソナリティー」の形成について
お話したいと思います。
ここからは「性格」や「パーソナリティー」を
「ライフスタイル」という言葉に統一してお話しさせていただきますね。
アドラー心理学では「性格」や「パーソナリティー」という言葉を
あまり使わないそうなんです。

では、「ライフスタイル」というものはどういうものかと言いますと、
僕の解釈では「人が他人や社会と関わり合うための型」だと考えます。
以前、「性格というのはその人の行動の積み重ね」
というお話をさせてもらったかと思います。
人は皆、自分自身の経験から、様々な状況に対して、
自分なりの対処の仕方というものを持っているのです。

人は、小さい子どもの時は、まだあまり行動による結果を知らない
つまり、世の中のことを知らないため、行き当たりばったりで、
いろいろなことをしてしまいます。
そして、たまたま上手くいけば
「こんな時は、こうすればいいんだ」と信じ、
上手くいかなければ
「こんなことをしても上手くいかないんだ」と信じるようになります。
このような体験を繰り返していくうちに自分なりの「型」が形成され、
それが「ライフスタイル」となっていくわけです。

例えば、いつも叱られてばかりの子どもがいるとします。
傍から見ると「叱られてばかりでかわいそう」とか
「なんてだらしのない子なんだろう」という風に思うかもしれません。
しかし、その子にとっては、叱られることで
人と関りを作っているということもあるのです。
その子をよーく見ていると、叱られながらも
嬉しそうな顔をしていることもあるんですよね。

この場合は「叱られるようにふるまうこと」がその子にとっての
他人と関わる「型」、つまり「ライフスタイル」の一部なんです。

実は、僕は「性格」という言葉が嫌いで
「ライフスタイル」という言葉が気に入っています。

「性格」というと、生まれながらに自分が持っていて、
一生変えられないもののような感じがしますが
「ライフスタイル」はあくまで「型」なので、
自分で変えようと思えば、変えられると思えるからです。
実際のところ、「ライフスタイル」を決めるのは自分自身です。
行動に対する結果を良いものかどうか判断するのは
自分以外の誰でもありませんからね。

今後は「ライフスタイル」が形成される要因などについて
お話したいと思います。

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