就労移行

お一人おひとりに合わせ、個別の支援計画を作成し、就労に向けたトレーニングを開始します。
就労に際しての課題を抽出し、その解決に向けてどのような訓練や取り組みが必要であるかを整理し、支援計画を作成します。

ご利用者様に合わせたプランで無理のないように訓練を始めていきます。
通所日数や訓練時間などは、相談しながら決めることができます。

生活リズムの安定や体力の向上による健康面での課題がある方には、課題の解決に向けた対処方法を身につけていきます。
また、就労する上で、必要となるスキルや知識を日々の訓練を通して身につける、あるいは再確認していきます。

就労に向けての課題が解決したら、本格的な障害者求人の応募に向けた取り組みを始めていきます。
応募書類の作成支援、求人票の見方など、就労イメージを具体的にします。
必要な方は、ハローワークへ障害者としての求職者登録や就労支援センターへの登録を行います。
合同企業説明会なども定期的に開催されており、スタッフ同行の元、参加することが可能です。

企業様の方で対応が可能な場合は、職場見学に参加したり、体験実習に参加することがあります。
実際に企業様の様子を見たり、仕事を体験することで、企業様もご本人も働くことが出来そうかどうかの判断をすることがあります。
職場見学や企業実習は全ての企業様で行っているわけではありませんが、ご本人と企業様の「こんなはずじゃなかった」を防ぐ為にも、非常に重要と考えています。

ご本人が希望する求人が見つかりましたら、面接やトライアル雇用などの制度を利用し、就労を目指します。
企業様の求人内容に合った履歴書や職務経歴書の作成支援や、模擬面接など、就労に向けた支援をさせて頂きます。
面接の日程調整や、当日の同行など、担当スタッフが支援します。

企業様への就職が内定された場合、必要に応じて入社手続き書類の確認をする場合があります。
また、就労開始から半年間、職場定着支援を行います。
就労をし続ける上での課題を整理したり、解決の為の方策を一緒に考えます。

就労開始から半年が経過すると、「就労定着支援」という新たな障害福祉サービスのご利用が可能になります。
受給者証の申請でご利用いただけます。
働き続けるための必要なサポートをスタッフが行います。