みなさま こんにちは。
自立訓練(生活訓練)事業所
てんとうむし北本
スタッフの渡辺(裕)です。
東松山市内岩殿にあります正法寺には
観音堂の傍らに大きなイチョウの木があります。
去年は落葉して黄色の絨毯のみの光景の時に
訪れて、その高台にあるお寺周辺がとても風情があって
素敵な場所だなと思っていたため
今年こそは鮮やかな黄色に染まった巨木に
再会したいと願って足を運びました。
樹の高さは30メートル以上もあり、樹齢は
700年以上と推定されているとのこと・・・
その存在感は『圧巻』のひと言です。

少し前まではまだ緑の葉が混ざっていたようですが
今は全て黄金一色に染まり
多くの人がカメラを向けていました。
根っこの下には岩が見えるところがあって
長い長い年月をかけて岩を乗り越えて根を張った
のだと思うと歴史そのものが立っているような
重々しい感覚になります。

高台にあるお寺から長い階段を下りていくと
参道があるのですが、江戸時代末期から続く家が
軒を連ね、各家には当時のままの屋号が受け継がれて
いると言われています。
営業しているお店はほとんどなくひっそりと
静まりかえっていましたが、全ての家に
『大黒屋』『千歳屋』『海老屋』など
木に彫られた屋号を出していました。
屋号の並ぶ風景は、観光地の派手さとは違う
素朴で温かい魅力に満ちていて、どこか
懐かしさやゆっくりとした
時の流れを感じる場所でした。
