みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの渡辺です。
秋も深まり、鍋料理が恋しい季節になりましたね。
皆さんは秋の味覚や芸術を楽しまれていますか?
私は11/8(土)に、現在上野の東京国立博物館で
開催中の「運慶 祈りの空間 – 興福寺北円堂」
特別展に行ってきました。
上野駅公園口改札前のイチョウの葉がきれいに
紅葉していましたので、思わずパチリ!

お目当ての作品が出展されているため、高ぶる
気持ちを抑えながら会場に向かいました!

東京国立博物館に到着!
お目当ての作品とは、鎌倉時代を代表する仏師運慶が
晩年に制作指揮した国宝「無著・世親菩薩立像」です。
- 世親菩薩立像 (www.kohfukuji.comより)
- 無著菩薩立像 (www.kohfukuji.comより)
無著(むじゃく)と世親(せしん)は、5世紀頃に
北インドで活躍し、大乗仏教の発展に寄与した兄弟
学僧です。
無著・世親菩薩立像とは、今回が2度目の対面です。
1度目は、2018年に今回と同じ東京国立博物館で開催
された特別展したので、約7年ぶりの対面となりました。
無著・世親菩薩立像は高さが約2m近くあり、初めて
目前で対面した時は、その存在感に圧倒されてしまい
ました。
細部が施された全身と玉眼に人の気配を感じてしまい、
今にも動き出すのではないかと思わず後ずさりしそう
になったことを記憶しています。
- 無著菩薩像アップ(conex-eco.co.jpより)
- 世親菩薩像アップ (www.nippon.comより)
7年ぶりの対面でしたが、全身の細部にわたる彫刻
の技巧の高さにすっかり目を奪われてしまいました。
この2体の菩薩像の他にも、修復を終えて約60年
ぶりに寺外公開となった国宝の弥勒如来坐像などが
展示されていましたので、会場には多くの観覧者が
詰めかけていました。

国宝弥勒菩薩座像(www.nippon.comより)
特別展は11月30日(日)まで開催されていますので、
興味がわいた方は是非上野に足を運んでみてくださいね!
本日もご覧いただきありがとうございました!



